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タロット

「タロット」は、占いの「命・相・卜」における「卜術」になります。
「すべての事象は必然である」という考えをもとに、示されたカードに天意を見出していきます。
タロットカードにはたくさんの種類がありますが、その中で「ウェイト=スミス版」を使用します。
カードは「大アルカナ」が22枚と「小アルカナ」が56枚で合わせて78枚になります。

カードには「正位置」と逆さに出る「逆位置」とがあり、「逆位置」に出た場合には本来の意味と逆の意味になります。
「小アルカナ」には、4種類のスートで構成されています。それぞれ万物を構成するエレメントである地・水・火・風の4つの元素を表し、また人間の持っている4つの要素である感覚・感情・意志・思考を表します。
- ペンタクル(金貨):地・感覚・物質
- カップ(杯) :水・感情・愛情
- ワンド(棒) :火・意志・情熱
- ソード(剣) :風・思考・知性

手相

「手相」は、占いの「命・相・卜」における「相術」になり、「見えないものは、その形として表れる」という考えをもとに、手の形やふくらみ(丘)、線などによって占っていきます。
右手と左手のどちらを観るかの質問がよくあります。
両手を合わせてた時に、親指が下にくる方の手を主に観ていきます。
先に組もうとする手の方が、指導的と考えます。
統計的には女性も場合は左手が多く、男性の場合は右手が多くなります。
九星気学
「九星気学」は、占いの「命・相・卜」における「命術」になります。生年月日や場所などで、定められている不変的な事柄を占っていきます。
誰もが「九星」の1つに属していて、それぞれに性格があります。
〇一白水星の人の性格
仕事熱心で努力家、困難にめげない芯の強さを持っています。仕事は抜かりなくこ なすので周りからの信頼も厚いのですが、細かいことが気になるところもあります。
〇二黒土星の人の性格
心優しく人の気持ちが分かる人で、自分を犠牲にしても人に尽くせる人です。協調性もあり周りからの信頼が厚いのですが、やさしすぎて決断力に欠ける面もあります。
〇三碧木星の人の性格
陽気で竹を割ったような性格で、何事も徹底しないと気がすまないところがあります。嘘をつくのが苦手で自分の意見をハッキリ言うので、人とのトラブルが起こりがちです。
〇四緑木星の人の性格
人当たりがよく社交性に富み、だれかれの区別なく円満に交際できて人気があります。争うことが嫌いで人の面倒もよくみますが、慎重すぎて取り越し苦労もあります。
〇五黄土星の人の性格
心が広く器が大きい人で、頭を下げてくる人に対してはとことん面倒をみます。情が厚く人情家ですが、好き嫌いがはっきりしています。
〇六白金星の人の性格
リーダータイプで指導力があり、また積極的で行動力もあります。太っ腹で周りから頼られますが、言葉を飾らないし態度も大きく見えて反感をかうこともあります。
〇七赤金星の人の性格
明朗快活で周りの雰囲気を明るくし、口は滑らかで説得力があります。勘が鋭く頭の回転が速いので、独創的なアイデアが浮かびます。ただ熱しやすく冷めやすい面があります。
〇八白土星の人の性格
自我意識が強く自分の主張をはっきり持ち、頭もよく何事も冷静に対処できます。意志が強くいったん決めたことはとことんやり通しますが、突然気が変わることがあります。
〇九紫火星の人の性格
表現力にすぐれ勘も鋭く、情熱家で実行力があります。頭もよく研究熱心で負けず嫌いです。ただ短気で飽きっぽい面があります。
姓名判断
「姓名判断」は、占いの「命・相・卜」における「相術」になります。
画数については「本体字」を採用していますので、新体字や略字などの画数とは異なります。
出された画数は、それぞれ意味を持っています。「吉」が良くて、「凶」が悪いというわけではありません。ただ性質の違いがあるだけです。
家相
「家相」は、占いの「命・相・卜」における「相術」になります。
「天・人・地」の中で「家相」は、「地」に当たります。「天」は神仏で最も上位にあり、その次にそこに住む「人」がいます。「人」は「地」の上位にあるのでそこに住む人の気が大きく影響してきます。
「家相」は「九星気学」と対応していて、特に自分の本命星の方位は整えておく必要があります。
九紫火星=南
四緑木星=南東 二黒土星=南西
三碧木星=東 五黄土星=中央 七赤金星=西
八白土星=北東 六白金星=北西
一白水星=北
心理カウンセリング
私たちは家庭や職場など社会生活の中で、さまざまな悩みや問題に行き当たります。その問題を解決していくことは大切ですが、ただそれ以上に重要なことがあります。それは、わたしたちの「たましい」についてのことです。
私たちは表面的な「見える世界」にのみ関心を持ち、心の奥にあるもっと本質的な「たましい」または、「真我」もしくは、「ハイヤーセルフ」について意識することは少ないかと思います。
毎日の生活の中で「見える世界」の価値観に染まり、「たましい」との距離が遠くなると「空しさ」を感じてきます。
最後には、「死」によって終わりを告げる「見える世界」での命ですから、「空虚」「無意味」「無価値」という思いから逃れることはできません。
では、何のために「見える世界」で生きるのか、今の悩みや問題が発生した意味は何のか。それらについて、あなたの「たましい」がすべてを知っています。
「たましい」は、私たちが「見える世界」に生まれる前からあり、死んだ後もあり続けます。もちろん生きている今も同様です。「たましい」は不生不滅で、つかの間の「見える世界」の命よりも本質的なものです。
カウンセリングには、「因果論」の立場の「精神分析」や問題解決を重視する「認知行動療法」など様々なアプローチがあります。
わたしが注目している「トランスパーソナル心理学」は、問題が起こった原因をトラウマ(心的外傷)など過去に求める「因果論」ではなく、「目的論」の立場です。
「目的論」は「なぜ、その問題が他の人でなく、『私』に起こったのか」、その意味、目的を求めていきます。
すべての出来事には意味があり、そこに起こってくる悩みや問題についても必然的な意味があります。そこには何かの「気づき」や「学び」があり、それが自己成長のプロセスとなります。
「見える世界」の外的な価値観で問題を解決していくというよりも、「生きるの意味」「この世における使命」「崇高な世界への扉」へと軸足を改めていきます。
カウンセリングでより重視するのは「たましい」についてです。そこでの「気づき」により自己成長することによって、今抱えている悩みや問題も自ずと解決の方へ向かっていきます。
だからカウンセリングは、人間の「我」「エゴ」を超えたものでなければなりません。そしてカウンセリングの場はいかなる宗教とも関係ありませんが、「祈り」や「瞑想」にも似た「神聖で崇高な場」でなければなりません。